2020年8月13日木曜日

2020年 インターカラレ!

 完全体は多くのアンモナイトのファンを魅了する

貴重で美しい地球からの贈り物です。

 

こちらをお読みくださる殆どの皆様はご存知ですが

その中でもプラセンティセラス・インターカラレという 種類は特に人気のある種類です。


大きさが他の種類に比べると小さく手に取って鑑賞することができる、という点も

大きな魅力の一つです。

アンモライトにはジェムグレードの物とジェムグレードには至らない発色の低いものがございます。

ジェムグレードのアンモライトで完全体またはそれに近い標本はとても貴重とされています。

私共のもとにくるアンモライトの殆どは自然の力によってリバーバンクの表面に顔を出した時など、環境破壊など、自然に反する事なく見つけられる素材ばかりです。 

 

前回の記事でもご紹介させていただきました写真ですが

以下の写真は完全体に近いインターカラレです。

 



 

 完成に至りました。

こちらの標本を最初はヤフオクに出品しようかと思っていたのですが



最初に私共のウェブサイトに出品させていただきます。


オークションスタイルにして出品する予定でいます。

準備ができ次第、出品いたしますのでご期待いただけますと幸いです!

出来れば今週日曜に終わるようなオークションにしたいと思っています。

 

 

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以下の写真は

一昨日採掘者の方が持ってきてくれた素材がとても素晴らしく

加工するのがとても楽しみです。


ブルーソーンの深い深層部分の素材なのでステイビライズせずにでも研磨することも可能な部分が多いです。それでもカラー層を出す間にバラバラになってしまいましたが。。。

美しいカラーが見えてくると研磨作業が止まりません。

 

 

素材はステイビライズしないとボロボロにさえなってしまうことも珍しくありません。

加工終了したらまたその写真をご紹介したいです。

 

 

ご覧くださり誠にありがとうございます!

 

以下の写真はレスブリッジの近くにある町に行く途中の風景です。

場所はピクチャービュートと呼ばれるところです。

 このあたりでみる夜の星空はレスブリッジとは違いとても綺麗です。

雲が無い時だとミルキーウェイも見えるらしいです。

街灯がない場所を歩くことは怖いですが、街灯が無い場所に行くと星がとても綺麗なんですね。


この辺でもオーロラが見えることがあるそうです。

いつかオーロラをこの目でみてみたいです。。。

 






2020年8月4日火曜日

Summer !2020

ご無沙汰しております。
あっという間に8月、2020年は今までにない異様なスピードで時が経過しているように感じます。


St.Mary Riverでは先日まで水位がとても高く採掘するのに危険な状態が続いていましたが
少しずつ落ち着いてきている様子です。
思っていたよりもまだ採掘できる数が少ない状態なのでおそらく、今後の秋頃まで期待できそうと
話しています。。。

先日、パートナーが現地へ行ってまいりました。この区域はインディアン居住区であるのと、この区域でアンモライトを採掘するのはライセンスが必要でライセンス保持者と一緒に行かないと違法になります。     

写真では見えにくいのですが、この時とても水位も高く、崖も滑りやすく歩くにはとても危険だったそうです。
このすぐそばに大手のアンモライト企業が発掘している現場もあります。

ここ連日30度以上の気温が続き体感温度38度の時もあり、
更にこのような場所にいると体感温度も上がり熱中症になりやすいのでとても注意が必要で
長時間の滞在は危険です。実際の温度が40度近くまで上がることもあります。
先日採掘者の一人が熱中症になってしまったとも聞き心配でしたが
昨日元気なお顔を拝見できたので安心しました。



因みにレスブリッジの標高は約800m周辺~900m周辺位らしいです。
クーリーCouleeと呼ばれる(米国西部カナダなどの流水、洪水などでできた) 峡谷
拡がっています。
という間に8月、2020年は今までにない異様なスピードで時が経過しているように感じます。


St.Mary Riverでは先日まで水位がとても高く採掘するのに危険な状態が続いていましたが
少しずつ落ち着いてきている様子です。
思っていたよりもまだ採掘できる数が少ない状態なのでおそらく、今後の秋頃まで期待できそうと
話しています。。。

先日、パートナーが現地へ行ってまいりました。この区域はインディアン居住区であるのと、この区域でアンモライトを採掘するのはライセンスが必要でライセンス保持者と一緒に行かないと違法になります。     

写真では見えにくいのですが、この時とても水位も高く、崖も滑りやすく歩くにはとても危険だったそうです。
このすぐそばに大手のアンモライト企業が発掘している現場もあります。

ここ連日30度以上の気温が続き体感温度38度の時もあり、
更にこのような場所にいると体感温度も上がり熱中症になりやすいのでとても注意が必要で
長時間の滞在は危険です。実際の温度が40度近くまで上がることもあります。
先日採掘者の一人が熱中症になってしまったとも聞き心配でしたが
昨日元気なお顔を拝見できたので安心しました。

いつも採掘者の方々は本当に努力されていて
素人では不可能に近い発掘をしてきてくれます。。。
長年の知識・直観力・体力・根気がないと美しいジェムグレードのアンモライトを見つけることは出来ないと
実感しました。
ビギナーズラックという感じで見つかることはあるかもしれませんが、
この職業をプロとしてやっていくのには相当の努力と根性が必要だと思いました。

いつもお世話になっている採掘者の方が先日
持ってきてくれた化石の写真です
↓少し削ってから写真を撮ったので色が見えていますが持ってきていただいた当初は色が見えない状態でした。
実はこの化石は、この後インターカラレであることが判明しました。
周りの外周部分が少ないのですが、
両サイドカラーのあるインターカラレです。

そして以下の写真はミーキ、採掘後にある程度削った後の写真です


こちら上記の2点はそろそろ完成でして
出品する日も近くになる予定です。

両方の標本とも美しい発色をしています。
両方とも完全体にとても近くレアな標本です。

ヤフオクでの出品を予定しております。

出来上がり完成画像はオークションにて公開させていただきます!






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久々にブログを書いているうちに話がズレズレで違う方向に走っていったので
以下の内容はアンモライトと離れますので
もしよかったらご覧ください。


レスブリッジの標高は約800m周辺~900m周辺位らしいです。
関東平野の標高に比べると高いですが、住んでいる限り関東平野と変わらないほど平野に感じます。
周りにMountainと言える山は見えませんが
クーリーCouleeと呼ばれる(米国西部・カナダなどの(流水、洪水などでできた) 峡谷が
拡がっています。


Houses for Sale in Lethbridge, Alberta – Newly Built Homes

アメリカのモンタナ州もButteビュートなどと呼ばれる渓谷が多くあるのですが
日本にはそのような光景は実際に見たことがないのですが
千葉県にある屏風ヶ浦の渓谷もButteやCouleeとよばれると思います。

↑↓上下の写真はモンタナのハイウェイ200を走っている時に撮りました。


↓こちらはユタ州にある有名なモニュメントバレーです。
これもButteです。
butte | National Geographic Society

ちなみにモンタナのハイウェイ200はアメリカ国内でも上位3位になるほど綺麗な光景が広がっています。
一直線に続く道路は果てしなくどこまでも繋がっていそうに長い長い道路です。この美しい光景は日本で生まれ育った私には何度通っても慣れることは出来ず通る度に感動しています。


空がとても近く感じ雲ももしかしたら手を伸ばせば届くんじゃないかと思うほどに近く見える時も多いです。
大きな雲が太陽に照らされ大地に大きな雲の影を作っている様子を初めて見た時もとても感動しました。




以下の写真は
カナダアルバータ州のの南東部に行った時の写真です。。。
長らくご覧くださりましてありがとうございました!

皆様のご健康と安全を常日頃心より祈っております。